生活習慣病原因の糖尿病は合併症が怖いんやんか!


糖尿病性昏睡
こら糖尿病の急性合併症なんやし、一時的に著しい高血糖になることによって昏睡状態となるちうわけや。体調不良によって平常通りに服薬でけへんかった場合やらなんやらに特に起こりやすく、機序によって分類される以下の二つが知られとる。

■糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)
インスリンのぜぇぇぇったい的不足に伴い細胞内の糖が欠乏し、あわてて脂肪酸からエネルギーを取り出そうとすると副産物として生じるケトンが全身性の代謝性ケトアシドーシスを引き起こして発症するちうわけや。意識障害、低体温、腹痛やらなんやらが症状。統計的には1型糖尿病患者に多いちうわけや。

■高血糖性高浸透圧状態(HHS、非ケトン性高浸透圧性昏睡、HONK)
高血糖性高浸透圧状態(こうけっとうせいこうしんとうあつじょうたい)は、高血糖に脱水が加わって起こるちうわけや。意識障害が主症状。高齢者はそもそも脱水状態になりやすいのでこの病態にもなりやすいちうわけや。統計的には高齢の2型糖尿病患者に多いちうわけや。

上記二つの高血糖による意識障害のほか、糖尿病患者は治療薬の副作用によって低血糖による意識障害や乳酸アシドーシスを呈する場合もあるんや。


慢性期合併症 
多彩であるが、糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症の微小血管障害によって生じるもんを、糖尿病の「三大合併症(triopathy)」といわれるちうわけや。


糖尿病性神経障害
比較的早期から出現し、小径の自律神経から感覚神経へと障害が進展する(ICD-10:E10.4、E11.4、等)。細胞毒としての 多発神経障害のほか、栄養血管の閉塞から多発単神経障害の形もいっぺんに取るちうわけや。

自律神経障害としては胃腸障害(便秘/下痢)、発汗障害、 起立性低血圧、インポテンツ等。感覚神経障害としては末梢のしびれ、神経痛等なんや。多発単神経障害としては、一時的な黒内障もみられはる。不思議なことに、末梢神経障害は糖尿病にかかっとる時間の長さとは相関せん。自律神経障害は、相関するちうわけや。胃腸障害は、現時点での血糖値に影響されるため、やっぱり相関せん。


糖尿病性網膜症
糖尿病性網膜症(とうにょうびょうせいもあんじょうしょうわ)は、糖尿病による網膜症。(ICD-10:E10.3、E11.3、等)


病態
血管障害によって酸素欠乏状態になりよった網膜から、血管をオノレのほうへ伸ばすホルモンが放出されるちうわけや。その結果病的な血管が新しく出来よる。病的な新しい血管を新生血管とぬかす。新生血管はどエライ脆いため出血がしやすく、それによって目の機能に障害が起きるちうわけや。詳しいメカニズムはまだ明らかとちゃうんや。


症状
単純性網膜症、前増殖期網膜症、増殖期網膜症と進行してゆき、最悪の場合硝子体出血や網膜剥離を攻めて来よったし失明に至るちうわけや。

検査
眼底透見、蛍光網膜造影検査やらなんやら
主に間接眼底鏡を用いて、肉眼的に眼底の状態を診察するちうわけや。必要に応じて眼底血管の漏出や無血管野の確認、レーザー光凝固治療の標的決定のために蛍光網膜造影検査を行うわ。

眼底が外部からよう見えるようにするために、通常、瞳を開く点眼薬を用いて散瞳をおこなうが、散瞳中はピント調節能力が低下するため自動車の運転は困難であるんで、眼底検査時の受診交通手段には用心を要するちうわけや。

治療
増殖性網膜症は対症療法としてレーザー光凝固療法、硝子体切除術を行うわ。光凝固療法はレーザーで酸素欠乏状態のために新しい血管を要求してまう網膜を焼き潰すことで、血管新生を抑制するちうわけや。

焼き潰す様子を凝固とぬかす。硝子体切除術は、すでに生じた増殖組織を取り除くとともに、増殖組織が進展するための「足場」を撤去する意味合いがあるんや。




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